助成金を受給するための要件
来年こそは企業したい!そう考えている方も多いのではないでしょうか。
起業したいけど、資金がなかなか・・・という時には助成金を活用してみませんか?
今回は、助成金の受給条件に付いてお話します。
返済不要で、要件を満たしていれば受給することができる「助成金」
このような、事業主にとって多くのメリットがある助成金を受給するためには、どのような要件があるでしょうか。
助成金の種類は様々で、それぞれ要件も変わってきます。
ですが、どの助成金にも共通している要件がいくつかあります。
今日は、その共通要件をご紹介します。
◎雇用保険に加入している事業所であること
助成金とは、雇用保険料から賄われていますから、雇用保険に加入していて、雇用保険料をきちんと納付している事業主にあげたい、ということになります。
◎不正受給をしていないこと、又はしてから3年以上経過していること
公的なお金を受け取るわけですから、当然の要件です。もしも、してしまった場合でも、3年経過した時点で、再度助成金申請をすることが可能です。
◎支給のための審査協力をすること
助成金を受給するための様々な審査に協力しなければならない、ということですね。
◎過去1年間に保険料(労働)の滞納をしていないこと
雇用保険から賄われている助成金。雇用保険の滞納があると受給できません。ただし、滞納分を精算すれば問題ありません。
◎風俗営業関係の事業主ではないこと
風俗関係の事業目的が入っていると、受給することができません。
◎反社会勢力ではないこと
暴力団との関係がある場合は受給できません。
どれも意外と当たり前の要件だといえますね。
この要件を簡単に言うならば、
「当たり前の労働条件を整えることで、助成金の要件も満たされる」ということです。
いかがでしょうか、
あなたの会社は、この要件を満たしていましたか?